久しぶりの新作です。


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制作期間1ヶ月半。
毎回ですが他作品と並行で作ったりパーツ発注に時間がかかっているので、実際は数日くらいです。


今回はクリエイターの馬とほぼ同サイズといつもより小さめでして、これにはいくつかの理由があります。


小さければ小さいほど良い

これはただの持論ですが、大きいと特に顔などは空間認識能力さえあれば基本パーツでそれなりの形になってしまいます。でかければでかいほど全体のプロポーションは経験と感覚が必要になってきますが、一方で細部は誤魔化しが効きますよね。
小さい作品は、パーツ1つ1つの選択にとても重要な意味を持つので、特殊パーツの適した利用と組み方の効率化が求められます。特殊パーツを使った巨大作品は単純に単価が高く、また特殊パーツが生かされないかと(ジオラマみたいなミニスケールの作品群は特殊パーツの使用が不可欠だと思いますが)
私は顔の再現度を気にしすぎるが故に全体が大きくなってしまうので、顔の再現度を高く保った上でコンパクトな作品にすることが課題の1つでもあります。
特殊パーツ系を多く使う作風は小さければ小さいほどパーツ1つ1つの良さがでると思います。
(もう一度言いますがこれは自分の作風に対しての持論なので、皆さんは自分が良いと思う作品を作っていってください)


軽量化による自立

馬は脚が細いので、必然的に脚から上を軽くしないと自立しません。今回2足立ちもさせたかったので、いくら脚の関節の保持力が高くても大きければ安定しません。

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できるだけ軽量にということで、ある程度の表面造形は意識した上で、見えない部分は空洞箇所を増やしています。見えないところは絶対単価の安いパーツを使ってやるというDeRaのケチの極みが内部で見られます。

顔の情報量が少ない

以前作ったトラなんかは顔の模様など複雑なのででかくなってしまいましたが、馬はシンプルなので少ないパーツ数で小さくできました。

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ちなみに当初口元はフクロウのパーツで構成されてました。しかし正月作品用の頭絡という馬具を接続できないのと、海外のコメントにAlfというキャラクターに見えると書いてあり、調べたところそれにしか見えなくなったので変更しました笑



可動箇所紹介

時間がかかるので本当は可動モデルやりたくないんですが、やっぱいろんなポージングとらせたいですよねぇ…
という訳で今回も関節の存在を極力抑えた、自然なポーズがとれるモデルを目指しました。

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首は40〜50度傾けることができます。もう少し後ろに引くことができるんですが撮り忘れました。
本当は頭が地面に着くくらい傾けさせたいところですが、造形面がかなり落ちるので諦めました。

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前脚は肩部の回転、前突き出し、横へ開脚、膝の屈伸と大体なんでもできます。

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脚は関節が1箇所増えたのと、可動域の違い以外は前脚と同様です。



制作過程


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スパンが短いので進捗写真あんまなかったです。



まとめ
馬は干支の中でも作りたいもの上位に入っていたので、ようやく作れて楽しかったなー。(年賀状用の馬は白がいいと思うのでそれは近々別でつくります)
今回比較的小さくできたのは良かったものの、馬というあまり難しくないテーマにしては全体的につまらない出来かなと。特に顔に関してはもう少し面白みのあるものにできたら良かったですね。

年賀状シリーズもかれこれ5年くらいやってますが、来年の羊は過去に作っているのでどうアプローチを変えていくか。未来の自分に期待しましょう。
とりあえず年内はあと4作品くらい仕上げれるよう頑張ります💪
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